macOS では、通常ではLinuxで作られたディスクにアクセスすることができません。
『macOSからLinuxで作られたディスクにアクセスするための方法』を解説します。
macOS を使っていると標準ではLinuxで作られたディスクにアクセスすることができません。
これはLinuxのファイルシステムが macOS とは異なる 『ext2・ext3・ext4』 のためです。
macOS から ext2・ext3・ext4 にアクセスするためには、追加のソフトが必要になります。
ext4fuse は FUSE 用の ext4 の読み取り専用実装です。主な目的は、OSX から Linux パーティションを読み込むためのソフトウェアです。
ext4fuse を使うと、macOSでLinuxファイルシステム(ext4のみ)の読込みができるようになります。
書き込みはできないので注意!
インストール方法は、Homebrew をインストール後、Homebrew から以下のコマンドを実行します。
$ brew cask install osxfuse $ brew install ext4fuse
extFS for Mac を使うと、macOSでもLinuxで作られたハードディスクやSSD (ext2/3/4) 内のファイルの読込み、書込み、コピー、移動、削除ができるようになります。
ext4だけでなく、ext2,ext3 にも対応しており、ボリュームのマウント/アンマウント、ボリュームの検証、フォーマット、起動ディスクの指定も可能でとても使いやすいです。
使い方は簡単で、
だけで Finder や macOS上で動作するアプリケーションからフルアクセスできるようになります。
詳しくは、
を見てみてください。
上記のどちらかのソフトウェアをインストールし、macOS上からLinuxディスクの読込ができるようになった後、ファイル復元ソフトを使います。