【簡単復旧できた】Windows10無料ソフト『DataRecovery』を使ってデータ復旧した手順

無料のファイル復旧ソフト『DataRecovery(データリカバリー)』を使って、Windows10でゴミ箱から削除してしまったファイルや上書きしてしまったファイルを復旧させる手順について解説します。

DataRecovery 2.4.7.1について

DataRecoveryは、古めのファイル復旧ソフトなので公式情報の対応OSはWindows7までですが、管理者が確認したところ、Windows10 Professional 環境でも使えました。

DataRecovery(データリカバリー)の特徴

ダウンロードとインストール方法

【保存場所に注意!】

削除されたファイルデータを復旧しやすくするため、復旧したいファイルのあるディスクとは別の場所にダウンロードしてください。

ファイルを復旧したいドライブと同じドライブにダウンロードすると復旧確率が下がるため、外部USBメモリやSDカードなどにダウンロードすることを強くおすすめします。

  1. DataRecovery - 窓の杜から、復旧したいファイルとは異なるドライブ(外部USBメモリ、SDカードなどの保存場所)にzipファイルをダウンロードします。
  2. DataRecovery.zipファイルを解凍します。
  3. 解凍すると、以下の2つのファイルが展開されます。
    DataRecovery.exe ・・・ 実行ファイル本体。
    readme.txt        ・・・ DataRecoveryの説明書。

DataRecoveryを使った削除ファイルの復旧手順

削除されたファイル復旧の成功確率は?

記録メディアの使い方や、ファイルの削除からどれくらい時間が経過しているか等、状態によりけりです。

ファイルの復旧確率が高い事例

以下のような場合、復旧できる確率がかなり高くなります。

ファイルの復旧確率が低い事例

以下のような場合、復旧確率が低くなります。

ファイル復旧の注意点として、DataRecoveryでリカバリ完了と出ても、ファイルが正常に復旧されているとは限りません。

リカバリ完了後にファイル自体が生成されたとしても、ファイルサイズが1KBなどの場合はファイルの正常復旧ができなかったことを意味しています。

また、この復旧ソフトでは復旧できなかったとしても、他の復旧ソフトでは復旧できる場合もあります。
取り戻したいデータ復旧の参考にしてください。