無料のファイル復旧ソフト『DataRecovery(データリカバリー)』を使って、Windows10でゴミ箱から削除してしまったファイルや上書きしてしまったファイルを復旧させる手順について解説します。
DataRecoveryは、古めのファイル復旧ソフトなので公式情報の対応OSはWindows7までですが、管理者が確認したところ、Windows10 Professional 環境でも使えました。
【保存場所に注意!】
削除されたファイルデータを復旧しやすくするため、復旧したいファイルのあるディスクとは別の場所にダウンロードしてください。
ファイルを復旧したいドライブと同じドライブにダウンロードすると復旧確率が下がるため、外部USBメモリやSDカードなどにダウンロードすることを強くおすすめします。
DataRecovery.exe ・・・ 実行ファイル本体。 readme.txt ・・・ DataRecoveryの説明書。
記録メディアの使い方や、ファイルの削除からどれくらい時間が経過しているか等、状態によりけりです。
以下のような場合、復旧できる確率がかなり高くなります。
以下のような場合、復旧確率が低くなります。
ファイル復旧の注意点として、DataRecoveryでリカバリ完了と出ても、ファイルが正常に復旧されているとは限りません。
リカバリ完了後にファイル自体が生成されたとしても、ファイルサイズが1KBなどの場合はファイルの正常復旧ができなかったことを意味しています。
また、この復旧ソフトでは復旧できなかったとしても、他の復旧ソフトでは復旧できる場合もあります。
取り戻したいデータ復旧の参考にしてください。